興味本位で、牛骨サドル・ナットのオイル漬けをやってみました。
指板用のレモンオイルを使う例も紹介されていましたが、成分の化学的安定性から、合成エンジンオイルで試しました。
真空容器でつけると早くオイルが浸透するそうなので、食器用の真空容器セットも購入してみました。
本当は、無漂白の牛骨を使うそうですが、手持ちの入門機に装着した牛骨漂白サドルを外して漬け込んでみました。
ご覧の通り、素材によってオイルの浸透具合が異なり、また、素材のムラもはっきり出て、なるほど天然素材と納得。
音色よりも、チューニング時の「ピキ!」という事のを防ぐためなので、この程度の漬け込み具合で効果があるか、検証してみます。
まずヤマハFG-201Bですが、色もほんのりついてヴィンテージぽくなっていますが、弦の滑りが良くなったのか、チューニング時の「ピキ!」はなくなりました。
モーリスW-25も交換してみましたが、1弦以外のチューニング時の「ピキ!」はなくなりました。後はナットが原因かと思います。
色はこちらのほうが濃くなりました。
音に関しては、モーリスの低音弦のサスティーンが伸びたのですが、これは弦で削れた部分を少し丸めて、点ではなくて面で弦を受けるようにしたからではないか?という気がしますが、ちゃんと検証しておけばよかった(-_-;)