蓮な日記

LotusのF1が好きなので蓮な日記としましたが、音楽、靴などのテーマで綴ります。

弾き語りライブを始めて一年のギター遍歴その6(69年製モーリスW-23)

可愛らしいモーリスの初期ロゴ

モーリス初期のロゴ

先のモーリスが、あっという間にというか本当は売る気はなかったのが売れてしまって、結局もう一本ネットオークションで購入したのが1969年製のモーリスW-23。2021年12月ころだったかな?

モーリスW-23

実は中島みゆきさんは「時代」でポプコンのグランプリを受賞した時まではモーリスを使用しているようです。ヤマハのN-1000弾いて歌うジャケット写真が印象的でしたが、あれは世界歌謡祭の写真でした。

札幌冬季五輪のアルバイト代でモーリスのギターを買ったと買ったと雑誌のインタビューで答えていますので、モーリスが芳野楽器から社名変更する1972年より前のものだと思われますが、型番までは当時の写真からだけではわかりません。

このW-23はネックが反ってトップもふくらみがあり弦高が高くて弾きにくかったので、勝田進ギター工房9notesにてヤマハN-1000と一緒にネックヒーターで調整してもらいました。1年以上たった今もネックはグッドコンディションです。

blog.9notes.org

勝田さん曰く、外見はマーチンを上手にコピーしてあるけど、内部は雑でまだまだ試行錯誤ですね。でもこの造りとオール合板でここまでの音がするのは、当時のギターってそれはそれで凄いと思います。

追記

書くの忘れていましたが、側板と表板・裏板を接着するライニングが、一般的によく見かける切り込みの入ったものでは無いのが、この時期の特徴かもしれません。

ただし、音色に与える影響はわかりません。

モーリスW-23はロングサドル

YOSHINOと書かれた釣鐘型のトラスロッドカバーやロングサドルも特徴的ですね。ラベルにはS.Harataのサインが。

初期のラベル