蓮な日記

LotusのF1が好きなので蓮な日記としましたが、音楽、靴などのテーマで綴ります。

Birdland製OBP-Excellent デュアルコンタクトピックアップ

OBP-Excellent

弾き語り仲間のギターの音ががとても自然だったので、どんなピックアップ使っているか尋ねたら、俗に貼り付けピエゾとかトランスデューサーと呼ばれるパッシブタイプのコンタクトピックアップをギター内部に貼り付けて使用しているとの事で、早速試してみました。

birdlandguitars.com

取り付けたのは、アコースティックギター関連製品を数多く手がけているバードランド製の、OBP-Excelentと言う2つのピックアップがついたもので、一般的には余り出回っていませんが、シールドなどにバードランド製を使っているので選択しました。

1弦側の様子

6弦側の様子

説明書通りに、1弦側のピックアップをブリッジプレート外側の表板裏に。6弦側はブリッジプレートの端に貼り付けました。内部の様子を確認しながら、仮止めして位置を決めてから本体に貼り付けてある両面シールで固定します。

また、プリアンプは折角2ch仕様のものを使用しているので、ジャックを改造して、2つのピックアップの出力を別々に取り出せるようにしました。

これは正解だったみたいで、2つのピックアップの取り付け場所の違いからか、音量や音色に違いがあったので、独立してボリュームを操作してブレンド具合を変えて音色を調整出来るほか、2ch仕様のグラフィックイコライザーでそれぞれ音作りが可能になります。

とにかく音色がナチュラルで、意外に出力も高くハウリングにも強いです。

パッシブタイプなので電池切れの心配もなく、アクティブタイプの各種ピックアップに比べ比較的安価ですし、アンダーサドルタイプのピエゾピックアップのようなピエゾ独特の音(私はこれが苦手で、レアアースマイクブレンドを使っていました)や、マグネットピックアップのようなエレキぽさも無くて、胴鳴りというのかアコースティックギターらしさを出力してくれるピックアップです。

取り付け作業中のYAMAHA N-1000

マイクで収音する補助的な製品として、古くからBARCUS BERRY(バーカスベリー)のような貼り付けピックアップが使われていて、私もアコギ始めたころはモーリスW-20のブリッジに、モーリスだったかグヤトーンだったか、メーカーは忘れましたが、貼り付けタイプのピックアップをつけていました。

ただ当時のピックアップはお世辞にも良いとは言えなかったのですが、進化を感じる製品でした。アンダーサドルピエゾの音に満足出来ない方にはお勧めです。