今は手元にないタカミネのPSF-95愛称”Santa Fe”の続きで、ギターを弾かないときは弦を緩めましょうというお話。
弦を張りっぱなしでケースにしまうのはやめましょうね。またしてもネックのそりに加えてブリッジの剥がれが…
タカミネの営業の方にお会いしたら、今度はさすがに無償というわけにはいかないけど治せると思いますとの事。
たかがブリッジ剥がれの修理と思っていたら、トップのシダー材が脆くてちょっと大掛かりになるので、念のために見積もりを出してから判断ということになりましたが、なにせタカミネの1995年イヤーモデルですから、このままジャンクにするわけにはいかず思い切って修理に。
前回の修理で残っていたトップの割れも全く分からなくなるくらいのきれいな仕上がり。さすがはタカミネのリペア。
頻繁に弾くなら弦は緩めなくてもよいというお話も聞きますが、毎日のように触っているとネックコンデションの変化がわかる程度のお話し。たとえ弦の消耗が早くなっても、私は毎回一音程度緩めています。ネックだけではなくボディトップやブリッジにもよくないしね。
肝心の音は、ボディが小さいのにも関わらずロングスケールだからでしょうか?低音がすごく響きます。トップはシダー単板でサイド・バックはオバンコールという固い材の合板だそうですが、芯があって煌びやかな音がします。
このギター、今は息子夫婦のもとで元気にやっております。