年齢を重ねるとハードケースの重さがだんだん辛くなってきます。
そこで行きつけの楽器店で薦められた、英国のSTENTOR(ステンター)製SEC-100というセミハードケースを購入しました。このブランドはヴァイオリンなどの弦楽器でも有名らしいです。
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ギグバッグと違い、硬質な発泡樹脂で一体成型されているので強度面でも心配ないし、それでいて代理店サイトによれば重さは1.56Kgとのことですが、もっと軽く感じます。
内部のポケットにはプリアンプやDI、レコーダーなどが、サイドポケットにケーブル類と大判の楽譜も入るので、他に荷物が無くなります。
ただ一点問題が。
稀に入らないギターが有ります。先日購入したヘッドウェイのHJ-908のペグが当たってしまいました。厳密にいうとヤマハのN-1000もギリギリです。
あまり一般的なケースではないかもしれませんが、ロングスケールの場合、クルーソンタイプペグで、キーストーンタイプのつまみのものはペグつまみとケースが干渉する可能性があり、入ったとしてもペグに余計な力が掛かる恐れがあります。ギブソンスケールなら大丈夫だと思います。
そんなわけで、同等品でヘッド周りに余裕のあるケースを買い直しました。キョーリツコーポレーションのSDW-100という製品です。
ロングスケールでクルーソンタイプのキーストーンつまみのギターも余裕をもって収納可能です。
内部もプリアンプなどが余裕で入りますし、外部ポケットも大判の楽譜やケーブルが楽に入るのはSTENTOR同様です。
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セミハードケース唯一の弱点は、大きさです。発泡樹脂の厚み分だけどうしても大きくなります。このあたりは目的に応じて使い分ければよいでしょう。