蓮な日記

LotusのF1が好きなので蓮な日記としましたが、音楽、靴などのテーマで綴ります。

コンタクトピエゾの位置と両面テープの話し

TSコンタクトピエゾをCat's Eyes CE1500に装着してライブに出たところ、高音がかなりピーキーイコライジングだけではどうにもならなかったのですが、同じ貼り付け位置で両面テープを付属の薄手のものから厚手のものに貼り換えてみたら、ピーキーだった高音が落ち着き、低音と全体の音量も上がりました。

本郷姉妹のライブの様子

因みに、ピエゾの貼り付け位置は、6弦側がブリッジプレート、1弦側はご覧のブレーシングの間です。写真はTOKAIのカタログをお借りしました。 高音弦の響きが欲しい場合は、1弦側を直上のブレーシングの間が良いかもしれません。

私は低音が欲しいので、基本的に他のギターもこの位置です。

ピエゾの貼り付け位置

使用したのはニチバンの製品ですが、随分昔、イベントのポスターをベニア板に貼るために購入したものなので、詳しい製品名は判りませんが、次の商品かもしれません。

www.nichiban.co.jp

密着度が増して音量が上がった事と、両面テープの厚みもしくは柔らかさなどで、ピエゾの不要な共振周波数が上手くコントロール出来たようです。

使用した両面テープ

むしろ低音が出すぎるのでライブの際はフィードバック対策でローカットする必要がありますが、イコライジングでプレーン弦のキンキンしたところはカットしきれない事や、弱い低音を無理矢理ブーストするより自然な音色で、弾き語りなどでは此方のほうが扱いやすそうです。

私のようにピエゾを2つ以上装着する場合には、ピックアップごとに両面テープの材質を変えるという事も良いかもしれません。布やアクリルなのどテープの材質やゴム系とアクリル系といった粘着剤の種類、さらには厚みなどで音が変わるようです。

コンタクトピエゾの音質・音色でお悩みの方は、貼る位置も重要ですが、両面テープの種類を変えてみてはいかがでしょうか?