蓮な日記

LotusのF1が好きなので蓮な日記としましたが、音楽、靴などのテーマで綴ります。

エフェクターボードをモバイルバッテリー仕様にする

完成したエフェクターボードですが、実はモバイルバッテリー仕様にしてあります。

パワーサプライに接続したモバイルバッテリー

ライブハウスあるあるのAC電源のノイズ対策というより、入れ替わり立ち替わりのライブがほとんどなので、ステージに上がってすぐに演奏に入る必要があり、セットアップを早くするためです。

使用したのは、CIO社のSMARTCOBY Pro PLUGという充電器一体型のモバイルバッテリー。USB Type-CのPD規格を利用します。

ボードへの固定は、ウレタンボードをカットして挟んでいるだけです。

固定用のウレタンボードとバッテリー

主な規格は次の通りで、今回使用するパワーサプライに供給可能なスペックです。

バッテリー容量:10,000mAh
出力:[USB-C]
5V=3A / 9V=3A / 12V=2.5A / 15V=2A / 20V=1.5A (Max30W)

一番人気のSTRYMONのパワーサプライだと電圧がDC24Vなので、一般的なモバイルバッテリーは使えないと思います。また、ポート数が多いものだと12V-4Aといったパワーサプライもあるので、電圧が大丈夫でも給電できるかどうかは規格を確かめてから。

SMARTCOBY Pro PLUG

 

 

給電には、Sound Design Lab.のPD-12VというUSB Type-Cと12V DCセンターマイナスプラグの変換給電ケーブルを使います。

Sound Design Lab.のUSB給電ケーブル

booth.pm

注意しなければならないのは、前述のとおり、パワーサプライの電流と電圧に適合し、PD規格に対応したバッテリーを使うこと。そして変換給電ケーブルもそれに対応したものを用意することです。また、接続するケーブルもDC12Vセンターマイナスに対応している必要があります。次の表示が入力端子側にあるはずです(写真は9Vで動くエフェクターのもの)。

センターマイナスの表示

一部の例外を除き、エフェクター関係のほとんどはセンターマイナスですが、パソコン用のDC端子はセンタープラスなので、汎用品のケーブルを購入する際は注意してください。